この事例の依頼主
60代 女性
相談前の状況
父が死亡したことすら後妻の子らから教えてもらえなかった姉妹が依頼者です。そういえば元気なのかと心配になり戸籍を取ってみたところ死亡しており,どうすればよいか分からずご相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
今まで後妻の子らと何も交流がなかったことから,円満な解決を求め調停を申立て,調停委員からも相手に伝えてもらいました。相手は最初何年も連絡が無かったのにと憤慨しておりましたが,こちらの誠意が伝わり,遺留分相当額及び父の墓も教えてもらうことができました。調停は3回で終了し,迅速に成立することができました。
依頼者のこれまでの事情などをうまく伝えること,そこで誠意を感じてもらうように遂行したことで,父の墓も教えてもらうことができ,今後墓参りも可能になりました。姉妹にとっても,今後,弔うことができると大変喜んでいただきました