この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
被相続人Aには不動産や預貯金、有価証券等の遺産があった。相続人は依頼者X及び相手方Yであった。遺産分割には遺産の現金化が必要であった。
解決への流れ
Xが、不動産業者、司法書士、銀行、証券会社等との交渉を全て行い、それに必要な費用も全てXが立て替えて、Aの遺産を全て現金化した。そこからXが立て替えた費用を差し引き、さらに遺産の現金化に対するXの貢献分として遺産総額の一部を差し引いた残金をXとYの法定相続分により分割することでYと合意した。
不動産業者、司法書士、銀行、証券会社等との折衝の経緯を詳しく説明することで、Xが遺産の現金化のために費やした時間及び労力についてYの理解を求めました。